最新記事

欧州

メルケル独首相「トルコの挑発に応じるつもりない」

2017年3月17日(金)10時55分

 3月16日、ドイツのメルケル首相は、同国とオランダを「ファシズム」と非難したトルコ政府の挑発に応じるつもりはないとの考えを示した。アンカラを訪問した同首相(左)とエルドアン大統領。先月2日撮影(2017年 ロイター/Umit Bektas)

ドイツのメルケル首相は16日、同国とオランダを「ファシズム」と非難したトルコ政府の挑発に応じるつもりはないとの考えを示した。

トルコのエルドアン大統領は先に、4月の国民投票に向けてトルコ閣僚がドイツとオランダで計画していた集会を両国政府が禁じたことを受け、オランダを「ナチスの残党」、ドイツを「ファシスト」と非難した。

メルケル首相は独地方紙ザールブリュッケン・ツァイトゥングに対し、自身が武装組織「クルド労働者党(PKK)」のテロリストを支援しているとするエルドアン大統領の批判はばかげていると発言。「私は挑発合戦に参加するつもりはない」と述べた。

また、エルドアン大統領のオランダへの非難にも触れ、「侮辱行為をやめるべき」と語った。

メルケル首相は先に、エルドアン大統領に対し、ドイツ批判に「ナチス」を引き合いに出す行為について、両国の緊密な関係にふさわしくないとして、やめるよう求めている。

首相はまた、トルコの政治家がドイツへの入国を望む場合、誰がどの目的で入国するかを公表し、入国後はドイツの法規則に従う必要があると強調した。



[ベルリン 16日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

米政府機関閉鎖、トリプルA格付けに直接影響せず=フ

ワールド

米軍、中露との競争が最優先事項 対テロから方針転換

ビジネス

米国株は消費関連株主導で反発、S&Pとナスダックは

ビジネス

景気「緩やかに回復」、総括判断7カ月ぶり上方修正=

MAGAZINE

特集:トランプ暴露本 政権崩壊の序章

2018-1・23号(1/16発売)

予想を超えて米政治を揺さぶるトランプ暴露本──。明かされた大統領の「難点」は政権崩壊の引き金となるか

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    日本の2社しか作れない、世界の航空業界を左右する新素材

  • 2

    フィンテックの台頭でお堅い銀行が様変わり

  • 3

    暴落を予言?バフェットが仮想通貨に冷や水を浴びせた理由

  • 4

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 5

    自ら考える部下の育て方は「日本一オーラのない監督…

  • 6

    アメリカの「政府機関閉鎖」と「債務上限問題」の基…

  • 7

    「地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」ホー…

  • 8

    ビットコインや株は大暴落か 2018年ブラックスワン…

  • 9

    ウディ・アレン「小児性愛」疑惑を実の息子が告発

  • 10

    子ども13人を劣悪な環境で監禁拷問した両親を逮捕 …

  • 1

    日本の2社しか作れない、世界の航空業界を左右する新素材

  • 2

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 3

    ビットコインや株は大暴落か 2018年ブラックスワンを予想

  • 4

    子ども13人を劣悪な環境で監禁拷問した両親を逮捕 …

  • 5

    ダイアナが泣きついても女王は助けなかった 没後20…

  • 6

    暴落を予言?バフェットが仮想通貨に冷や水を浴びせ…

  • 7

    「休みたいから診断書をください」--現役精神科医「…

  • 8

    ウディ・アレン「小児性愛」疑惑を実の息子が告発

  • 9

    アルコールとがんの関係が明らかに DNAを損傷、二度…

  • 10

    インドの女子大生がレイプ防止パンティを開発

  • 1

    北朝鮮による電磁パルス攻撃の現実味

  • 2

    [動画]クジラがサメの襲撃から人間を救った

  • 3

    決断が日本より早い中国、でも「プチ大躍進」が悲劇を生んでいる

  • 4

    朝鮮半島で戦争が起きれば、中国とロシアはアメリカ…

  • 5

    韓国大統領が中国で受けた、名ばかりの「国賓待遇」

  • 6

    ビットコインや株は大暴落か 2018年ブラックスワン…

  • 7

    ビットコインに未来はない、主犯なき投資詐欺だ

  • 8

    金正恩がアメリカを憎悪するもっともな理由

  • 9

    中国当局、韓国への団体旅行を再び禁止 「禁韓令」…

  • 10

    南北会談で油断するな「アメリカは手遅れになる前に…

日本再発見 シーズン2
デジタル/プリントメディア広告セールス部員募集
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月