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初の極右国家元首ならず、オーストリア大統領選は親EU派が勝利

2016年12月5日(月)11時57分

11月4日、オーストリア大統領選では、「緑の党」前党首で親EU派のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン氏が極右政党「自由党」のノルベルト・ホーファー氏に勝利した。ウィーンで撮影(2016年 ロイター/Leonhard Foeger)

 オーストリアで4日行われた大統領選では、「緑の党」前党首で親欧州連合(EU)派のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン氏が極右政党「自由党」のノルベルト・ホーファー氏に勝利した。

 事前の世論調査では接戦が予想されていた。英国のEU離脱をめぐる国民投票や米大統領選と同様、大衆主義の波に乗って移民反対派のホーファー氏が勝利し、EU加盟国で初めてとなる極右系の国家元首が誕生するかどうかが注目されたが、実現しなかった。

 調査会社SORAによると、投票所で投票された票の99%の集計結果を含めた予測では、得票率はファン・デア・ベレン氏が53.3%、ホーファー氏が46.7%となった。誤差は0.4%ポイント。

 ホーファー氏は、投票が締め切られて1時間もたたないうちに敗北を認めた。また、次の大統領選に再び出馬する意向を示した。

 今回の選挙は5月に行われた大統領選決選投票の再投票。5月の投票ではファン・デア・ベレン氏が僅差で勝利したが、開票方法に問題があったとして当選は無効とされ、やり直しが決まっていた。



[ウィーン 4日 ロイター]


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