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韓国与党から30名が離党・新党結成 セヌリ党は第2党に転落

2016年12月27日(火)18時28分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


セヌリ党から脱退した29名について伝えるMBCニュース (C) MBC / Youtube

 一方で、この離党に加わらなかったセヌリ党議員にも独自の動きをしようとするむきがある。韓国・毎日経済が伝えるところでは、セヌリ党の忠清北道出身議員3人がニューヨークのパン・ギムン国連事務総長のもとを訪れ、面談をしたという。この席上、パン・ギムンは「(もし大統領に就いたら)早期に憲法を改正しなければならない」と発言、また大統領の任期も短縮することに前向きな姿勢を示したという。パン・ギムンの元には、近日中にチョン・ジンソク前セヌリ党院内代表も訪れる予定といわれており、これらの議員たちがパン・ギムンを担ぎ出して、さらなる新党結成に動き出す可能性も高いといわれている。

 今年前半の韓国総選挙でのセヌリ党の敗退から始まった韓国政界の大変動は、パク・クネ弾劾を経て、いよいよ本格的に動き出そうとしているようだ。

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