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東西冷戦

オバマ大統領がキューバ訪問、現職の米大統領では88年ぶり

キューバ危機から半世紀、20世紀の東西冷戦の象徴的対立が幕を閉じる

2016年3月21日(月)18時52分

3月20日、オバマ米大統領はキューバに到着した。現職の米大統領のキューバ訪問は88年ぶり。(2016年 ロイター/Carlos Barria)

 オバマ米大統領は20日、キューバに到着した。現職の米大統領のキューバ訪問は88年ぶり。2014年12月に米・キューバ首脳が国交回復を発表して以降、両国間で進められてきた関係正常化が大きな節目を迎えた。

 今回の訪問には、ミシェル夫人と2人の娘も同行。オバマ大統領は、再開された米国大使館員らに対し、キューバ国民と直接会う歴史的な機会と述べた。

 オバマ大統領は21日にラウル・カストロ国家評議会議長と会談する。しかし、兄でキューバ革命を率いたフィデル・カストロ前議長との会談は行われないもようだ。

 22日には国民向けの演説を行い、その模様がキューバ国営テレビで中継される。また、米大リーグとキューバ代表チームとの野球の親善試合を観戦する予定。

  

[ソウル 21日 ロイター]


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