最新記事

英国

キャメロン首相、EU残留が最善の選択と主張

EU離脱の是非を決める国民投票について再実施はないとも表明、離脱派を牽制

2016年2月23日(火)11時07分

2月22日、キャメロン英首相(写真)は、欧州連合(EU)にとどまることが英国にとって最善の選択であると主張し、離脱派をけん制した。ロンドンで撮影(2016年 ロイター/Stefan Wermuth)

キャメロン英首相は22日、欧州連合(EU)にとどまることが英国にとって最善の選択であると主張し、離脱派をけん制した。

首相は議会で「再選を目指すつもりはない。私のアジェンダ(政策課題)はわが国にとって最善のことのみだ」としたうえで、「首相として、わが国にとって正しいと信じることを率直に語ることこそが私の責務だ」と述べた。

さらに「わが国は偉大な国であり、どのような選択をしようと偉大であることに変わりはない。ただ、今ある選択肢は、改革を遂げたEUの中でさらに偉大な英国となるのか、あるいは未知の世界に飛び込むかだ」と語った。

6月23日に予定しているEU離脱の是非を決める国民投票について、再実施はないと表明した。

これに先立ち、離脱を支持する考えを明らかにしたロンドンのボリス・ジョンソン市長は、離脱を支持しない限り、EUは英国の要望に真剣に耳を傾けないと述べ、離脱を決めれば一段と優位な条件をEUから引き出せるとの考えを示唆していた。

キャメロン首相は「離婚手続きに着手した夫婦を何人も知っているが、結婚の誓いを新たにするために離婚手続きを始める人はいない」とし、英国民が交渉の材料として6月の投票で離脱を支持することはできないとの考えを示した。

[ブリュッセル 22日 ロイター]

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

必要ならイールドカーブの形状調整、副作用も配慮=中

ビジネス

CMEで18年1─3月期にTOPIX先物取引開始=

ワールド

米FTC委員長にシモンズ氏、トランプ大統領指名へ=

ワールド

欧州議会議長、EU離脱巡り英政府を批判 「コスト計

MAGAZINE

特集:中国予測はなぜ間違うのか

2017-10・24号(10/17発売)

何度も崩壊を予想されながら、終わらない共産党支配──。中国の未来を正しく読み解くために知っておくべきこと

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    iPhoneX(テン)購入を戸惑わせる4つの欠点

  • 2

    トランプ、金正恩の斬首部隊を韓国へ 北朝鮮に加え中国にも圧力か?

  • 3

    NYの電車内で iPhoneの「AirDrop」を使った迷惑行為が危ない流行?

  • 4

    北朝鮮をかばい続けてきた中国が今、態度を急変させ…

  • 5

    石平「中国『崩壊』とは言ってない。予言したことも…

  • 6

    北朝鮮危機、ニクソン訪中に匹敵する米中合意の可能性

  • 7

    ロシアが北朝鮮の核を恐れない理由

  • 8

    iPhone新作発表に韓国メディアが呼ばれなかった理由

  • 9

    金正恩、中国共産党大会に祝賀メッセージ

  • 10

    iPhone8はなぜ売れないのか

  • 1

    iPhoneX(テン)購入を戸惑わせる4つの欠点

  • 2

    イージス艦事故の黒幕は北朝鮮か? 最強の軍艦の思わぬ弱点

  • 3

    ポルノ王がトランプの首に11億円の懸賞金!

  • 4

    北朝鮮との裏取引を許さないアメリカの(意外な)制…

  • 5

    トランプ、金正恩の斬首部隊を韓国へ 北朝鮮に加え…

  • 6

    石平「中国『崩壊』とは言ってない。予言したことも…

  • 7

    通勤時間というムダをなくせば、ニッポンの生産性は…

  • 8

    NYの電車内で iPhoneの「AirDrop」を使った迷惑行為…

  • 9

    北朝鮮の金正恩が愛する実妹ヨジョン 党中枢部入り…

  • 10

    北朝鮮がフィッシング攻撃、米電力会社が標的に

  • 1

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 2

    「北朝鮮はテロリストだ」 北で拘束された息子は異様な姿で帰国し死んだ

  • 3

    北朝鮮はなぜ日本を狙い始めたのか

  • 4

    「金正恩の戦略は失敗した」増大する北朝鮮国民の危…

  • 5

    トランプの挑発が、戦いたくない金正恩を先制攻撃に…

  • 6

    米軍は北朝鮮を攻撃できない

  • 7

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 8

    中国が北朝鮮を攻撃する可能性が再び----米中の「北…

  • 9

    米朝戦争が起きたら犠牲者は何人になるのか

  • 10

    カンボジアで飼育されている巨大変異ブタ、安全なの…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

全く新しい政治塾開講。あなたも、政治しちゃおう。
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月