最新記事

シリア内戦

停戦条件で米ロが暫定合意、数日中にオバマ、プーチンが最終協議へ

一方、首都ダマスカス南部などで爆弾攻撃が相次ぎ150名近くが死亡

2016年2月22日(月)10時41分

2月21日、ケリー米国務長官(写真)はヨルダンの首都アンマンで会見し、シリア内戦の停戦条件についてロシアのラブロフ外相と暫定合意したと明らかにした。(2016年 ロイター/Muhammad Hamed)

 ケリー米国務長官は21日、ヨルダンの首都アンマンで会見し、シリア内戦の停戦条件についてロシアのラブロフ外相と暫定合意したと明らかにした。

 ケリー長官は「敵対行為の停止に関する条件で暫定的な合意に達し、(停戦が)数日中に開始される可能性がある」とし、「これまで以上に停戦に近付いている」と述べた。

 ただ、未解決の問題もあるとし、数日中にオバマ米大統領とプーチン・ロシア大統領が協議するとの見通しを示した。

 ロシア外務省も両外相が21日、停戦条件について電話会談したと発表したが、過激派組織「イスラム国」など、国連安保理が「テロリスト」と認定する組織に対する作戦は協議されていないと明かした。

 一方、シリア国内ではこの日、爆弾攻撃が相次いだ。英国を拠点とするシリア人権監視団によると、首都ダマスカス南部では複数回の爆発により少なくとも87人が死亡。中部ホムスでは2回の自動車爆弾で少なくとも59人が死亡した。

 ダマスカス南部の現場はイスラム教シーア派の寺院がある地区。ホムスの爆発とともに「イスラム国」が犯行声明を出した。

  

[アンマン/ベイルート 21日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

インタビュー:消費増税の使途変更なら25年問題に拍

ワールド

脅迫的な言動、朝鮮半島巡る問題解決にはつながらず=

ビジネス

スイスフラン、対ユーロで2年ぶり安値 北朝鮮情勢が

ビジネス

ドイツは燃焼エンジン車を禁止すべきでない=ガブリエ

MAGAZINE

特集:トランプvs金正恩 「反撃」のシナリオ

2017-9・19号(9/12発売)

ますます高まる「核保有国」としての北朝鮮の脅威── トランプは武力行使という最終手段に踏み切るのか

※次号9/26号は9/20(水)発売となります。

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    AV強要の実態に、胸を締めつけられ、そして驚かされる

  • 2

    性科学は1886年に誕生したが、今でもセックスは謎だらけ

  • 3

    中国は北朝鮮に侵攻して核兵器を差し押さえるか?

  • 4

    中国とロシア、北朝鮮付近で海軍の合同軍事演習を開始

  • 5

    iPhoneX(テン)購入を戸惑わせる4つの欠点

  • 6

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 7

    金正恩「北朝鮮は米国との軍事力で均衡を目指す」

  • 8

    北朝鮮を20年も放置した中国は責任を取るべき

  • 9

    強気の北朝鮮 メディアが報じなかった金正恩の秘密…

  • 10

    ビンラディンの「AVコレクション」が騒がれる理由

  • 1

    ビンラディンの「AVコレクション」が騒がれる理由

  • 2

    iPhoneX(テン)購入を戸惑わせる4つの欠点

  • 3

    強気の北朝鮮 メディアが報じなかった金正恩の秘密演説

  • 4

    iPhone新作発表に韓国メディアが呼ばれなかった理由

  • 5

    【戦争シナリオ】北朝鮮はどうやって先制攻撃してく…

  • 6

    AV強要の実態に、胸を締めつけられ、そして驚かされる

  • 7

    性科学は1886年に誕生したが、今でもセックスは謎だ…

  • 8

    自転車シェアリングが中国で成功し、日本で失敗する…

  • 9

    中国は北朝鮮に侵攻して核兵器を差し押さえるか?

  • 10

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 1

    「人肉は食べ飽きた」と自首した男と、とんでもない「仲間」たち

  • 2

    ビンラディンの「AVコレクション」が騒がれる理由

  • 3

    iPhoneX(テン)購入を戸惑わせる4つの欠点

  • 4

    北朝鮮問題、アメリカに勝ち目はない

  • 5

    あの〈抗日〉映画「軍艦島」が思わぬ失速 韓国で非…

  • 6

    強気の北朝鮮 メディアが報じなかった金正恩の秘密…

  • 7

    イルカの赤ちゃんはなぶり殺しだった

  • 8

    ダイアナが泣きついても女王は助けなかった 没後20…

  • 9

    iPhone新作発表に韓国メディアが呼ばれなかった理由

  • 10

    【戦争シナリオ】北朝鮮はどうやって先制攻撃してく…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

全く新しい政治塾開講。あなたも、政治しちゃおう。
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 別冊

0歳からの教育 知育諞

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月