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2016米大統領選

ブルームバーグ前NY市長、米大統領選出馬を検討

トランプは「銃規制や妊娠中絶の問題で見解の相違がある」ので対戦を楽しみにしているとコメント

2016年1月25日(月)11時30分

1月24日、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が独立候補として11月の米大統領選出馬を検討していることが、関係筋の話で分かった。昨年12月撮影(2016年 ロイター/STEPHANE MAHE)

 前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(73)が独立候補として11月の米大統領選出馬を検討していることが、関係筋の話で分かった。

 個人の資産から少なくとも10億ドルを選挙戦に投じる計画という。同氏の出馬検討は、ニューヨーク・タイムズ紙が23日、最初に報じた。

 ブルームバーグ氏は、共和党候補指名争いで首位のドナルド・トランプ氏と、民主党本命候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官に対して、どの程度の支持率を確保できるか昨年12月に世論調査を行うよう指示したという。

 民主党の指名争いでクリントン氏に猛追しているサンダース上院議員は、ABCテレビ番組で、ブルームバーグ氏が立候補すれば、不動産王トランプ氏のような億万長者の候補者がもう1人増えることになるとし、「これは米国の民主主義があるべき形でない。億万長者2人の戦いだ。そうなったとしたら、我々は勝つ自信がある」と語った。

 一方、トランプ氏は、ブルームバーグ氏とは銃規制や妊娠中絶の問題で見解の相違があるとし、同氏と対戦することを楽しみにしている、とコメントした。

[デモイン/ワシントン 24日 ロイター]

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