最新記事

災害

タリバン、アフガン地震の国際救助活動を妨害しないと表明

100人以上の死者が出た非常事態に、戦闘員に被災者を支援するよう指示

2015年10月29日(木)09時39分

10月27日、アフガニスタン北部で26日に発生したマグニチュード(M)7.5の地震による死者数が増加するなか、同国の反政府武装勢力タリバンは27日、国際支援団体に対し、被災者の救助をためらわないよう求めるとともに、戦闘員に対して救助活動を妨害しないよう指示した。KISHIMで撮影(2015年 ロイター)

 アフガニスタン北部で26日に発生したマグニチュード(M)7.5の地震による死者数が増加するなか、同国の反政府武装勢力タリバンは27日、国際支援団体に対し、被災者の救助をためらわないよう求めるとともに、戦闘員に対して救助活動を妨害しないよう指示した。

 同国では、不安定な治安情勢が救助活動の最大の障害となっており、これまでに何度も支援団体が武装組織の標的となっている。

 こうしたなかタリバンは、国際支援団体による救助活動を妨害しないと表明し、戦闘員に対しても被災者を支援するよう命じた。

 当局によると、これまでに確認された死者数は、パキスタンで228人、アフガニスタンで少なくとも115人。4000戸以上の家屋が被害を受けたという。

 今後、遠隔地との交通や通信手段が復旧するに伴い、死者数はさらに増加すると予想されている。

 首都カブールでは、北大西洋条約機構(NATO)がアフガン治安部隊との協力を進めているが、危険を考慮し、依然として被災地域までの交通手段などについて調査している段階だという。

[カブール/イスラマバード 27日 ロイター]

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2015トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ワールド

独立宣言は撤回せず カタルーニャ州、中央政府の要求

ビジネス

英利上げへの賛成準備できず=ラムスデン中銀新副総裁

ビジネス

英中銀、「成長とインフレ」のトレードオフに依然直面

ビジネス

中国共産党大会、大幅な経済改革につながらない見通し

MAGAZINE

特集:中国予測はなぜ間違うのか

2017-10・24号(10/17発売)

何度も崩壊を予想されながら、終わらない共産党支配──。中国の未来を正しく読み解くために知っておくべきこと

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    ポルノ王がトランプの首に11億円の懸賞金!

  • 2

    石平「中国『崩壊』とは言ってない。予言したこともない」

  • 3

    北朝鮮「国連加盟国、米の軍事行動に参加しない限り核で攻撃せず」

  • 4

    年内にも発売されるセックスロボット、英研究者が禁…

  • 5

    オーストリアで「世界最年少」首相誕生へ 31歳が唱…

  • 6

    トランプ「ユネスコ脱退」、習近平「高笑い」

  • 7

    北朝鮮危機、ニクソン訪中に匹敵する米中合意の可能性

  • 8

    早わかり衆院選 主な争点別の各党の選挙公約

  • 9

    トランプに代わってクリントンが大統領になる道はま…

  • 10

    ネズミ被害に悩むワシントンDC、ストリート仕込みの…

  • 1

    米軍は北朝鮮を攻撃できない

  • 2

    イージス艦事故の黒幕は北朝鮮か? 最強の軍艦の思わぬ弱点

  • 3

    ポルノ王がトランプの首に11億円の懸賞金!

  • 4

    自転車大国オランダ、信号機を消してみたら起きたこ…

  • 5

    通勤時間というムダをなくせば、ニッポンの生産性は…

  • 6

    北朝鮮との裏取引を許さないアメリカの(意外な)制…

  • 7

    北朝鮮の送電網を破壊する、韓国「ブラックアウト爆…

  • 8

    カズオ・イシグロの「信頼できない語り手」とは

  • 9

    北朝鮮の金正恩が愛する実妹ヨジョン 党中枢部入り…

  • 10

    北朝鮮がフィッシング攻撃、米電力会社が標的に

  • 1

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 2

    「北朝鮮はテロリストだ」 北で拘束された息子は異様な姿で帰国し死んだ

  • 3

    北朝鮮はなぜ日本を狙い始めたのか

  • 4

    「金正恩の戦略は失敗した」増大する北朝鮮国民の危…

  • 5

    トランプの挑発が、戦いたくない金正恩を先制攻撃に…

  • 6

    米軍は北朝鮮を攻撃できない

  • 7

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 8

    中国が北朝鮮を攻撃する可能性が再び----米中の「北…

  • 9

    米朝戦争が起きたら犠牲者は何人になるのか

  • 10

    カンボジアで飼育されている巨大変異ブタ、安全なの…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

全く新しい政治塾開講。あなたも、政治しちゃおう。
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月