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Manning a Toll Booth

きわどいラブコメでもまじめなロマンスでもない
どっちつかずの退屈な作品になった『抱きたいカンケイ』

2011年4月21日(木)10時55分
デーナ・スティーブンズ(脚本家)

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 私はここ数年のラブコメ映画に点数を付けてきた。『遠距離恋愛 彼女の決断』は運良く高得点だ。シンプルな脚本は良かったし、ドリュー・バリモアが演じた主人公のジョークは結構笑えた。『ラブ・アンド・アザー・ドラッグス』と『幸せの始まりは』は壮大にして野心的なところに特別点を与えた。しかし今年は、私もそうそうお人よしではいれらない。

『抱きたいカンケイ』はコメディー映画の傑作『ゴーストバスターズ』のアイバン・ライトマンが監督で、主演はオスカー女優ナタリー・ポートマン。それでこんなに魅力のない映画になるなんて。アメリカのラブコメ脚本家は心を入れ替えるべきだ。...本文続く

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