「運動音痴の夫」を笑う面白動画のはずが...映像内にはっきり表れていた「重篤な病気の初期症状」
Woman Thinks Husband Is 'Uncoordinated'—Then Came the Devastating Diagnosis

@allie.c.brunner/Instagram
<うまくワークアウトの動きができない夫の姿を「ぎこちない」と笑っていた女性だったが、実は夫婦の人生を一変させる「難病」の初期症状だったことが後に明らかに>
アリー・コルタスさんはその日、夫のエリックさんのワークアウトの動きが「信じられないほどぎこちない」と笑っていた。そこで、この運動音痴な夫の姿を多くの人に楽しんでもらおうと、インスタグラムにその姿を映した動画を投稿。しかしそれは、その後の2人の人生を変えるほどの病気の初期症状が夫に表れている姿だった。
■【動画】この体の動きを「ただの運動音痴」と放置しては危険...「面白動画」に映っていた深刻な病気の兆候
「私が笑ったのは、彼のこの動きが信じられないほどぎこちなかったから。2カ月後に、彼が難病だと診断されることになるからではない」と、コルタスさんは動画に添えたキャプションに書いている。
「これがALS(筋萎縮性側索硬化症)の初期段階だ。彼の脚は痙攣がひどく、反射が過剰だったため、この運動を正しく行うことができなかった。当時はまだALSなんて考えもしなかったし、エリックも自分の体に起きていることの不安を十分に表現していなかった」
コルタスさんは本誌に対し、その日の状況を詳しく語った。「動画を撮った時、エリックは私がやっていたワークアウトを真似しようとしていた。ランジジャンプ(ジャンプをして足を前後に開く)から膝を持ち上げる動作だった」とコルタスさんは言う。「彼が『こんな感じ?』と言ったので、『全然違う!』と返した」