最新記事
音楽

オアシスのリアム・ギャラガーがかつて語った兄との確執......40年後も「ワンダーウォール」を歌うか? 「当然だろ」

2025年11月7日(金)16時12分
ニューズウィーク日本版編集部

東京ドーム公演で最高の歌声を聞かせたリアム・ギャラガー(10月25日)ⒸBig Brother Recordings

<2017年11月14日号のニューズウィーク日本版に掲載されたリアム・ギャラガーの独占インタビューを読めば、今年のオアシス再結成ツアーが「奇跡」と呼ばれることを実感できる>

10月25 日、26日に東京ドームをわかせたオアシス(Oasis)の再結成ライブ。16年ぶりに来日した彼らを迎えたファンで満席のドームは、これ以上ないくらい多幸感に満ちていた(これほど多くの人が――ほぼ100%だろう――ツアーTシャツやグッズを身に着けているライブも珍しかった)。

オープニングの「Hello」から、アンコールのラスト「Champagne Supernova」まで、名曲の数々を惜しみなく披露する彼らにファンは歓声を上げ続け、一緒に歌い続けた。

1991年にノエルとリアムのギャラガー兄弟を中心に結成されたオアシスは、2人の確執が常に話題となり、2009年に兄ノエルが脱退したことにより解散。それから8年後、ニューズウィーク日本版2017年11月14日号に掲載された弟リアムの独占インタビュー(「ノエルに謝ることなんて何もない」)を以下に再録する。

これを読めば、今回の再結成ツアーが「奇跡」と呼ばれることをあらためて実感できるだろう。

◇ ◇ ◇


次の曲は「ロックンロール・スター」だ!

おなじみのパーカー姿のリアム・ギャラガーがそうほえると、印象的なギターのイントロが鳴り響き、オアシスの94年のヒット曲が始まった。ブルックリンの小さな会場に集まったファンは大喜び。リアムはタンバリンを片手に「俺はロックンロール・スター」と歌い上げた。

イギリスの国民的ロックバンド、オアシスが解散したのは09年のこと。リードシンガーだったリアムが10月、初のソロアルバム『アズ・ユー・ワー』を発表した。ブルックリンでのミニライブは、ソロ活動のいわば肩慣らしだった。

ソロとしてオアシスの曲を披露するのは、どんな気分なのか。グループ解散の原因の1つとなった、兄ノエルとの不和は解消したのか。本誌ザック・ションフェルドが、ツアー中のリアム・ギャラガーにミラノで話を聞いた。

――音楽から離れていた数年間、日課のようなものはあったのか。

酒を飲むことだな。朝起きて、ジョギングでもして、午前9時にはやることがなくなる。10時頃シャワーを浴びて、「そうだ、パブに行って昼メシでも食おう」と思い立つ。それで12時頃パブに行くんだけど、気が付くと午前2時になってる。あー、またやっちまった、っていうのの繰り返しだ。

――ソロ第1弾シングルの「ウォール・オブ・グラス」は素晴らしい曲だが、誰かをけなしているようにも聞こえる。

いや、いや、いや、全然違う。誰かをけなす曲なんて書かない。けなすなら、曲でなくてメディアでけなしてやるさ! この曲で歌っているのは、「誰もがある日、ガラスの壁みたいに粉々に砕ける」ってこと。それって誰にでも言えることだろう? だから人生は貴重なんだ。

ヘルスケア
腸内環境の解析技術「PMAS」で、「健康寿命の延伸」につなげる...日韓タッグで健康づくりに革命を
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国で「南京大虐殺」の追悼式典、習主席は出席せず

ワールド

トランプ氏、次期FRB議長にウォーシュ氏かハセット

ビジネス

アングル:トランプ関税が生んだ新潮流、中国企業がベ

ワールド

アングル:米国などからトップ研究者誘致へ、カナダが
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 2
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 3
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 4
    「前を閉めてくれ...」F1観戦モデルの「超密着コーデ…
  • 5
    現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ…
  • 6
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 7
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    「体が資本」を企業文化に──100年企業・尾崎建設が挑…
  • 10
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中