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強行退院したトランプが直面する「ウィズ・コロナ選挙戦」の難題
2つ目の困難というのは、大統領自身が有症患者であることは、先週以来現在もウイルスを周囲に感染「させる」可能性がある状態が続いていることを意味します。しかしながら、支持者に「強い自分」を見せるため、また「アンチ・マスク」を主張してきた手前、トランプは行動パターンを変えることができていません。
現地時間10月5日(月)夕刻に退院してきた際にも、ホワイトハウスのバルコニーに上がるとマスクを外して写真撮影に応じ、そのまま館内に入るという行動がテレビに流れてしまいました。こうなると、大統領自身が「スプレッダー」として動き回っていることになります。
また現時点で、大統領が一体いつの時点で罹患したのかが不明です。ホワイトハウスの主治医は、「最後に陰性反応だったのはいつか?」という質問に一切答えようとせず、もしかすると現在公表されている10月1日(木)より以前に、すでに罹患していた可能性もあります。
つまり、現在と未来だけでなく、過去においても大統領が周囲に感染を拡大する(した)可能性があり、しかもその事実関係が極めて曖昧だし、同時に行動変容はイメージダウンになるので不可能になるという思い込みから脱することもできていないわけです。
選挙戦への一刻も早い復帰を焦って退院を強行したと思われる大統領ですが、今後もこの「ウィズ・コロナ選挙戦」を続けるというのは、大変な無理があるとしか言いようがありません。

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