今の政界の混乱が「自維連立」政権の成り立ちから見える
となると多党化の時代は「解散権」についても考えないといけないのでは。あたかも首相の専権事項であるように思われているが、多党化で連立合意形成が大事と言うなら解散の乱用を防ぐ論議も必要だろう。
今回の政局、素朴な疑問も抱いた。「連立を組む際、党同士の政策は全て一致しなくてはいけないのか?」。記者やジャーナリストに尋ねてみると「10個ある政策が全て同じならそもそも同じ党でいい。違う党が一緒にやるわけでしょ? お互いに話し合えば成り立つはず」と言う。
しかし日本の場合は人間関係が前面に出て「あいつだけは嫌だという感情も目立つ」とも。もちろん他国だってその手の人間関係はあろうが、多党化の時代ならなおさら政策重視でいくしかない。
そうなると心配なのは日本の新聞だ。「売り」がなくなるからだ。平時は社説で政局よりも政策をと唱えてみせるが、いざ政局では政治面はたいそう興奮する。「俺たちがニュースを伝えている」という興奮もあるのでは?
自民党の高市新総裁の取材をめぐり、待機していた一部のメディア関係者が「支持率下げてやる」などと発言し、音声を拾った動画がSNSで拡散された問題もあった。あれも「俺たちがニュースを!」という興奮と傲慢が入っていないか。
多党化時代の落ち着いた連立交渉のため、政局本位の「オヤジジャーナル」をいかにつまらなくさせるか?という話にもなる。というわけで新政権誕生のニュース「からの〜」をたくさん書いてみました。
本コラムは今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。
※イラストは編集部の新しい試みとして画像生成AI「DALL-E3」で作成されています。
【関連記事】
【高市勝利で円安・物価上昇が加速】選挙後の消費減税「一旦脇に」/租特の財源化は現実的?/中道「ジャパン・ファンド」は危うい
【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制は機能不全...粛清の果ては「毛沢東の晩年」か
アマゾンに飛びます
2026年4月14号(4月7日発売)は「トランプの大誤算」特集。国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
今の政界の混乱が「自維連立」政権の成り立ちから見える 2026.02.07
本田圭佑・南京事件騒動で置き去りにされた「一次資料」のモヤモヤ加減 2025.08.29
京アニ事件であり得たはずの「防ぐ手立て」...無敵の人の「論理」を読む 2025.07.31
「政治とカネ」の実態が丸見え...民間検索サイトが「裏金」議員たちをかき回す時代へ 2025.06.26
石破首相の本音が透けて見える、西田「ひめゆり」発言への甘さ 2025.05.29
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
外資系:繊維商社での総務人事
成大国際株式会社
- 東京都
- 年収500万円~600万円
- 正社員
-
経理事務/青砥駅 外資系企業での経理財務経験5年以上 英語力必須 自動車部品のメ カ・販売企業での経理正社員
プロフィット株式会社
- 東京都
- 月給32万6,000円~
- 正社員
-
カスタマーサポート/4月入社 外資系高級ラグジュアリ ブランドのお客様をサポ ト 土日祝休み 10時 19時固定
TDCXJapan株式会社
- 東京都
- 月給26万5,000円~30万円
- 正社員






