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ロシア黒海沿岸の石油ターミナルが積み出し再開、ウクライナの攻撃で損傷
2025年12月02日(火)13時17分
[モスクワ 1日 ロイター] - カザフスタン産石油をロシアの黒海沿岸まで移送するパイプラインを運営するカスピアン・パイプライン・コンソーシアム(CPC)は1日、ウクライナの無人艇攻撃によって一時停止していた積み出し作業を1カ所の係留設備で再開したと明らかにした。
ロシア黒海沿岸のノボローシスク港にある輸出ターミナルは11月29日、ウクライナの攻撃で1つの係留設備が深刻な損傷を受けたとして出荷を停止した。
しかしCPCのロイターに対する説明では、別の1カ所の係留設備から再び出荷を始めたという。
米石油大手シェブロンは11月30日、同社が合弁で操業しているカザフ・テンギス油田からの石油の出荷は継続中だと述べた。
ロシア日刊紙コメルサントは1日、関係筋の話として輸出ターミナルの1つの係留設備が損傷したものの、別の設備経由で積み出しが再開されたと伝えた。
輸出ターミナルには3カ所の係留設備があるが、もう1つの設備は11月12日から修理のため稼働を休止しているという。





