米、政府閉鎖中の未払い給与支払わない可能性 政権が検討
米政府機関の一部閉鎖に伴い一時帰休となっている数十万人の連邦政府職員について、ホワイトハウスは閉鎖期間中の給与支払いを保証していない。米議会、6日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 7日 ロイター] - 米連邦政府機関の一部閉鎖が7日目に突入する中、トランプ政権は一時帰休中の政府職員への給与を支払わない可能性を検討している。ロイターが7日、内部文書を確認した。政府再開後、最大70万人の未払い給与が支払われない恐れがある。
トランプ大統領が1期目の2019年に署名した法律によると、政府閉鎖終了後、政府はさかのぼって全職員に未払い給与を支払うことが義務付けられている。
トランプ大統領は7日、記者団に対し「われわれは国民の面倒をみる」としつつも、「一部は、実際に世話を受ける価値はない」とし、政府閉鎖中の全職員の給与を保証しない可能性を示唆した。
トランプ氏はまた、政府機関閉鎖を受けた政府職員の解雇に関する詳細を今後4─5日中に発表すると述べた。





