フィリピンCPI、9月は2カ月連続で加速 9日中銀決定は僅差か
10月7日 フィリピン統計局が7日発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.7%と、前月の1.5%から伸びが加速した。 写真は2018年9月、マカティ市で撮影(2025年 ロイター/Eloisa Lopez)
Mikhail Flores Karen Lema
[マニラ 7日 ロイター] - フィリピン統計局が7日発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.7%と、前月の1.5%から伸びが加速した。
食品価格の上昇がけん引して2カ月連続で上昇し、3月以来の高水準となったが、中央銀行の年間目標である2─4%は下回り、9日の政策決定会合では利下げか据え置きかが僅差で決まるとの観測が高まった。
ロイターがまとめた予想中央値は2.0%上昇だった。年初来の平均インフレ率は1.7%となった。
中銀は声明で「次回政策会合に向け、金融政策委員会は新たに入手可能な情報を精査し、経済情勢の変化とそれによるインフレと経済成長への影響を踏まえ、これまでの金融政策措置の効果を再評価する」と述べた。
8月の政策会合では、緩和サイクル終了前に年内に追加利下げを行う可能性があると示唆していた。
HSBCのエコノミスト、アリス・ダカナイ氏はCPI発表に先立ち、9日の政策決定は金利据え置きか追加利下げかが僅差で決まる可能性があると指摘。これまで3会合連続で0.25%の利下げを実施していることから、今回は政策金利を5.0%に据え置くと予想した。
一方、12月の会合で25ベーシスポイント(bp)の利下げが行われる可能性もなお残っていると指摘。「新たなデータが出るまで、食品を中心とするインフレ懸念も政策決定の重しとなるだろう」と述べた。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアインフレ率は2.6%で、前月の2.7%に近い水準だった。
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