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英仏首脳、核抑止で連携合意 ウクライナ支援も強化へ

2025年07月11日(金)03時03分

英国のスターマー首相は10日、国賓として訪問しているフランスのマクロン大統領と会談し、核兵器の抑止力での連携のほか、ウクライナ支援などについて合意した。(2025年 ロイター/Yui Mok/Pool via REUTERS)

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国のスターマー首相は10日、国賓として訪問しているフランスのマクロン大統領と会談し、核兵器の抑止力での連携のほか、ウクライナ支援などについて合意した。

両首脳は防衛協力の強化で合意し、両国の核抑止力を連携する協定に署名。現在ウクライナで使用されている英国製の長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」の追加調達も確約した。

両首脳はまた、ロシアの侵攻を受けているウクライナを支援する国で構成する「有志連合」の電話会議に共に参加。同電話会議にはトランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ・ロシア担当)も参加した。

スターマー首相は、平和協定確保を目指してロシアのプーチン大統領を交渉のテーブルに着かせるときが来たとし、和平交渉が実現するまでウクライナが可能な限り強い立場に立てるようにすることに焦点を当てる必要があるとの考えを示した。

英仏首脳はまた、ウクライナを支援する「有志連合」の拠点を当初パリに設置し、1年後にロンドンに移すことでも合意した。

ロイター
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