ニュース速報
ワールド

メキシコ海軍の訓練船、ブルックリン橋に衝突 2人死亡=NY市長

2025年05月18日(日)15時37分

 米ニューヨーク市のアダムス市長は、メキシコ海軍の帆船が17日の夜、マンハッタンとブルックリンを結ぶブルックリン橋に衝突し、乗員2人が死亡、17人が負傷したと発表した。(2025年 ロイター/Santiago Lyon)

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米ニューヨーク市のアダムス市長は、メキシコ海軍の帆船が17日の夜、マンハッタンとブルックリンを結ぶブルックリン橋に衝突し、乗員2人が死亡、17人が負傷したと発表した。

メキシコ海軍の訓練船「クアウテモック号」がイースト川を航行中、高さ45メートルのマストがブルックリン橋の橋桁に接触して折れた。

アダムス氏はXで、乗船していた277人のうち2人が死亡し、2人が重体だと明らかにした。一方、メキシコ海軍は乗員22人が負傷し、うち19人が市内の病院で手当てを受け、3人が重傷だとしている。

警察当局者は「水に落ちた者はおらず、全員が船内で負傷した」と説明した。「機械的な問題」が衝突の原因だと述べたが、詳細は明らかにしていない。

インターネット上の動画では、同船がブルックリン橋に衝突した後、埠頭(ふとう)に向かっていく様子や、それを見た人々が逃げる様子が映っていた。

ニューヨーク市交通局の担当者によると、橋に大きな損傷はなく、点検後に橋の通行は再開された。

警察当局者によると、同船はニューヨークを出港し、アイスランドに向かう途中だった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン、カタールの米空軍基地に報復攻撃 米国に事前

ワールド

ウクライナ・英首脳が会談、軍事共同生産構想を発表

ビジネス

関税の影響「予想より軽微」、利下げにつながる可能性

ビジネス

米総合PMI、6月は52.8に低下 製造業の投入価
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり得ない!」と投稿された写真にSNSで怒り爆発
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 6
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 7
    EU、医療機器入札から中国企業を排除へ...「国際調達…
  • 8
    「イラつく」「飛び降りたくなる」遅延する飛行機、…
  • 9
    イランとイスラエルの戦争、米国より中国の「ダメー…
  • 10
    【クイズ】次のうち、中国の資金援助を受けていない…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 8
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 9
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 10
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中