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IMF、東南アジア成長予測下げ 世界経済減速が中国再開効果上回る

2023年01月31日(火)14時57分

 1月31日、国際通貨基金(IMF)は、東南アジア諸国の2023年成長率予測を下方修正した。写真はシンガポールのビジネス地区で27日撮影(2023年 ロイター/Caroline Chia)

[シンガポール 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は31日、東南アジア諸国の2023年成長率予測を下方修正した。中国経済再開によるプラス効果より世界経済減速の影響が大きくなるとした。

チーフエコノミストのピエール・オリビエ・グランシャ氏は記者会見で、こうした状況を踏まえてシンガポールの23年成長率予測を1.5%とし、昨年10月時点の予測(2.3%)から引き下げたと述べた。

東南アジア諸国連合(ASEAN)主要5カ国(シンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン)の23年成長率予測は10月の4.5%から4.3%に下方修正、24年についても0.2%ポイント引き下げて4.7%とした。

ロイター
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