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第4四半期のフィリピンGDP、前年比+6.6% 予想小幅下回る
2018年01月23日(火)13時00分
1月23日、フィリピン統計局によると、第4・四半期のフィリピン国内総生産(GDP)は前年比6.6%増加し、予想(6.7%増)を小幅下回った。写真はマニラの商業施設で2016年3月撮影(2018年 ロイター/Romeo Ranoco)
[マニラ 23日 ロイター] - フィリピン統計局によると、第4・四半期のフィリピン国内総生産(GDP)は前年比6.6%増加し、予想(6.7%増)を小幅下回った。鉱工業生産とサービス部門、農業部門が好調だった。
前期比(季節調整後)では1.5%増。市場予想は1.8%増だった。
2017年の成長率は6.7%だった。
第3・四半期の成長率は7.0%だった。
ドゥテルテ政権によるインフラ支出の増加により、フィリピンの経済成長率は2018年も堅調な勢いが続くとみられている。
HSBCはリサーチノートで「政府支出が(2017年の)経済成長に大きく寄与した。政府支出が続くとしたら、これまでの支出抑制にようやく歯止めがかかることが示唆され、大きな進展となる」との見方を示した。
ペルニヤ国家経済開発長官は記者会見で「フィリピン経済の強さが続いていることは確実であり、一段の成長余地がある」と述べた。
*内容を追加しました。
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