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インドネシア実業家、2019年大統領選への出馬を否定
11月28日、インドネシアの大物実業家ハリー・タヌスディビョ氏(写真)は、2019年の大統領選に出馬する意向はないとし、ジョコ大統領が再選を目指すのであれば同氏を支援すると明らかにした(2017年 ロイター/Edgar Su)
[シンガポール 28日 ロイター] - インドネシアの大物実業家ハリー・タヌスディビョ氏は28日、2019年の大統領選に出馬する意向はないとし、ジョコ大統領が再選を目指すのであれば同氏を支援すると明らかにした
トランプ米大統領のビジネスパートナーでもあるタヌスディビョ氏は今年1月、年末までに出馬するかどうかを決定すると述べていた。
タヌスディビョ氏は2014年に副大統領候補として出馬した経験がある。
イスラム教徒人口が世界一のインドネシアで今年4月に行われたジャカルタ特別州の知事選では、宗教や政治的な緊張がかつてないほど高まった。
タヌスディビョ氏は、インドネシアの政治は引き続き安定していると指摘した上で、誰に対しても中立的な大統領が必要だとし、ジョコ氏が最も有力な候補者だと語った。
また、「トランプ氏の組織とわれわれのグループの関係により、トランプ氏はインドネシアのことをよく分かっている」と説明し、米国の保護主義政策による国内経済への影響は懸念していないと述べた。タヌスディビョ氏は、インドネシアのバリ島と西部ジャワ州のリゾート開発でトランプ氏のビジネスパートナー。
同氏はまた、MNCグループ傘下の製作会社MNC StudiosInternationalを来年ジャカルタ市場に上場させる計画を明らかにした。
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