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ニカラグアがパリ協定署名へ、不参加は米・シリアのみに
2017年10月24日(火)13時55分
[23日 ロイター] - 中米ニカラグアのムリジョ副大統領は23日、地球温暖化防止の国際的枠組み「パリ協定」に同国が参加する意向であり、関連文書を国連に提出したと明らかにした。
これで協定に参加しない国は米国とシリアのみとなった。
副大統領はラジオ番組とのインタビューで「パリ協定は、気候変動と自然災害に対処するための意思や取り組みをひとつにする唯一の手段だ」と説明した。
トランプ米大統領は6月、パリ協定が国内雇用に影響を及ぼし、石油や天然ガスなどの業界に打撃を与えるとし、離脱を表明した。
ニカラグアは2015年にパリ協定が採択された際、より抜本的な行動が必要だとし、参加を見合わせていた。
次回のパリ協定会合は、ドイツのボンで11月6─17日の日程で開かれ、フィジーが議長国を務める。
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