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米南軍モニュメント、国民の過半数が存続支持=ロイター調査
2017年08月22日(火)12時34分
8月21日、ロイターとイプソスの調査で、米国民の過半数が南北戦争時代の南軍関連モニュメントの公共展示は継続されるべきと考えていることが分かった。写真は撤去予定の南軍のボーリガード将軍像。ニューオーリーンズで4月撮影(2017年 ロイター/Gary Cameron)
[ニューヨーク 21日 ロイター] - ロイターとイプソスの調査で、米国民の過半数が南北戦争時代の南軍関連モニュメントの公共展示は継続されるべきと考えていることが分かった。
米国では、奴隷制を主張した南軍関連のモニュメントを撤去する動きが広がっており、ボルティモアやニューオーリンズでは今年に入りすでに撤去が実施されている。
今月18─21日に行われた調査では、モニュメントは「すべての公共スペースに継続展示されるべき」との答えが、回答した成人の54%を占めた。「すべての公共スペースから撤去されるべき」との回答は27%。19%が「分からない」と回答した。
ただ、回答は人種や政党で大きく異なり、白人と共和党員が展示継続を概ね支持、民主党員とマイノリティーの間では撤去を支持する声が強かった。
調査は2149人の回答を集計。うち874人が民主党員、763人が共和党員だった。
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