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シリア、米警告で化学兵器封印か マティス国防長官が見解
2017年06月29日(木)12時29分
6月28日、マティス米国防長官(写真)は、米政府がシリアのアサド政権に対して化学兵器を使用しないよう今週警告したことを受け、シリア側が今のところ自重しているようだとの見方を示した(2017年 ロイター/Michaela Rehle)
[ブリュッセル/イスタンブール 28日 ロイター] - マティス米国防長官は28日、米政府がシリアのアサド政権に対して化学兵器を使用しないよう今週警告したことを受け、シリア側が今のところ自重しているようだとの見方を示した。
マティス氏は、ブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)国防相会議に向かう機内で「シリアが警告を真剣に受け取ったようだ」と語った。
一方、シリア政府を支援するロシアのラブロフ外相は同日、米国がシリア軍に対する措置を講じた場合、「起き得る状況に則して断固として対抗する」と述べた。
米ホワイトハウスは26日、シリア軍が化学兵器を使った攻撃を準備している兆候を察知したとし、使用すれば「大きな代償」を支払うことになると警告していた。
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