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米国がブラジル産牛生肉の輸入停止、衛生上の懸念で
2017年06月23日(金)14時27分
6月22日、米農務省はブラジル産の牛生肉について、衛生検査で不合格となる比率が高いため、輸入を停止したと発表した。写真は2014年、サンパウロのマーケット(2017年 ロイター/Nacho Doce)
[シカゴ 22日 ロイター] - 米農務省は22日、ブラジル産の牛生肉について、衛生検査で不合格となる比率が高いため、輸入を停止したと発表した。
3月以降の衛生検査の結果によると、ブラジル産の牛生肉は不合格の比率が11%と他の国の1%を大幅に上回っており、健康や衛生面で懸念が高まったという。
農務省は、米国側が納得する是正措置をブラジル当局が講じるまで、輸入停止を続けるとしている。
パーデュー米農務長官は、ブラジルは古くからの貿易パートナーだが、「国内消費者の保護が私の最優先課題」とする声明を発表した。
米国は家畜の口蹄疫への懸念からブラジル産牛生肉の輸入を禁止していたが、昨年輸入を再開した。
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