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中国、北朝鮮との交渉時間が限られていると認識=米国務省高官
2017年05月26日(金)13時39分
5月26日、米国務省のソーントン次官補代行(東アジア太平洋担当)は、北京で記者会見し、中国政府は北朝鮮の核開発抑止に向けた交渉の時間が限られていると認識しているとの見解を示した。写真は国務省の建物。ワシントンで2009年6月撮影(2017年 ロイター/Jim Young)
[北京 26日 ロイター] - 米国務省のソーントン次官補代行(東アジア太平洋担当)は26日、北京で記者会見し、中国政府は北朝鮮の核開発抑止に向けた交渉の時間が限られていると認識しているとの見解を示した。また、中国が北朝鮮への追加制裁にオープンだとも述べた。
また、北朝鮮の状況は時間が限られた緊急の問題とする米国の見解を中国側は理解しており、「中国は北朝鮮を交渉のテーブルにつかせるための時間があまりないことを分かっている」と述べた。
次官補代行はまた、中国は北朝鮮への制裁の効果がすぐには表れないと分かっており、追加制裁に否定的な姿勢を示していないと説明。「中国が北朝鮮にどれだけの圧力を掛けるかは、潜在的な不安定さにどれだけ耐えられるかに関わってくる。耐えられる水準は低いといえる」と語った。
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