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トランプ米大統領、「聖域都市」への補助金停止差し止めを批判
4月26日、不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」への米連邦政府補助金を巡る問題で、トランプ大統領は、補助金の交付停止を命じた大統領令を差し止めた米カリフォルニア州連邦地裁の判断を批判した。写真は25日、ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Yuri Gripas)
[ワシントン 26日 ロイター] - 不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」への米連邦政府補助金を巡る問題で、トランプ大統領は26日、補助金の交付停止を命じた大統領令を差し止めた米カリフォルニア州連邦地裁の判断を批判した。
トランプ氏は自身のツィッターに「最初に第9巡回区控訴裁判所が移民入国を禁止する大統領令を差し止め、今度は聖域都市で大統領令を差し止めた。どちらもとんでもない判断だ。最高裁で会おう」と書き込んだ。
またトランプ氏は同日のワシトン・エグザミナー紙とのインタビューで、第9巡回区控訴裁判所の判断に対する申し立てを考えたかとの質問に対して「当然だ」と回答。「申し立てを望んでいる人は多い。言語道断の判断だ」と述べた。
セッションズ司法長官はカリフォルニア州連邦地裁の判断について、トランプ氏の大統領令は「完全に大統領の権限内のことだ」と説明。「司法省は今回の判断を受け入れることができない。大統領が明確にしているように、法による支配を正当化するために今回の件で異議申し立てを継続する」と述べた。