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ミサイル到達前の船舶等への情報提供、不可能に近い=菅官房長官
2017年03月13日(月)12時31分
3月13日、菅義偉官房長官は午前の会見で、6日に発射された北朝鮮の弾道ミサイルに関連して、事前通告なしに発射されたミサイルが日本に到達するまでに日本周辺の船舶や航空機に情報を提供することは不可能に近いとの認識を示した。写真は都内で昨年8月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 13日 ロイター] - 菅義偉官房長官は13日午前の会見で、6日に発射された北朝鮮の弾道ミサイルに関連して、事前通告なしに発射されたミサイルが日本に到達するまでに日本周辺の船舶や航空機に情報を提供することは不可能に近いとの認識を示した。
今回のミサイル発射は午前7時34分。船舶への情報伝達は7時47分、航空機への伝達は8時03分だったという。菅官房長官は「発射してどのあたりに行くかということも瞬時にわからない。その中で最短の時間で対応している」と述べた。そのうえで「(ミサイルは)10分後には日本に到達する。その範囲の中で情報伝達するのは不可能に近いと思う」と指摘。「事前通告なく発射する国がわが国の近隣にあるということ。(発射を)事前に防ぐということが最大限、大事なことだ」と語った。
(石田仁志)
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