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ロシア・ドイツ・フランス首脳、ウクライナ情勢協議へ
2016年08月24日(水)04時01分
8月23日、プーチン氏(写真左)とメルケル氏、オランド氏が、ウクライナ情勢を話し合うと合意。ミンスクで昨年2月撮影(2016年 ロイター/Mykola Lazarenko/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via Reuters)
[モスクワ 23日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領が、来月4━5日に中国で開く20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて、ウクライナ情勢を討議することで合意した。
ロシア政府が23日、明らかにした。ロシア側によると、3首脳はこの日、電話で協議した。プーチン氏は、クリミアでウクライナが「挑発行為」をとっていると注意を促した。ウクライナ東部の対立地域沿いの不安定な情勢にも懸念が示されたという。
ドイツ政府報道官によると、首脳らは電話会談で、ウクライナ・ドンバス地方の停戦違反に対し懸念を共有。メルケル、オランド両氏はプーチン氏に事態の沈静化に向けた行動を促した。
ミンスク合意の履行についても話し合った。ドイツ政府の報道官は「直ちに進展がみられることが必要で、特に停戦安定化の達成が不可欠との認識で一致した」と述べた。
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