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スペイン国王、ラホイ暫定首相に組閣要請 各党の大半は支援拒否

2016年07月29日(金)12時05分

 7月28日、スペインのラホイ暫定首相は、フェリペ国王からの組閣要請を受け入れたと明らかにした。写真はラホイ暫定首相。バルセロナで昨年12月撮影(2016年 ロイター/Albert Gea)

[マドリード 28日 ロイター] - スペインのラホイ暫定首相は28日、フェリペ国王からの組閣要請を受け入れたと明らかにした。ただ、組閣に失敗する可能性があると警告した。

ラホイ氏は自身が率いる保守系の国民党への支持を取り付けるため、各党指導者との協議を開始するとした。

ただ、各党指導者の大半はこれまでの国王との会談の中で、保守派主導政権構想への支援を拒否。議会の過半数は176議席だが、国民党は137議席にとどまっている。

ラホイ氏は国王との会談後、記者会見で「スペインは政権を発足させる必要がある。この政権は国民党が率いるべきであり、ほかの選択肢はない」と指摘。「政権樹立に努力するが、全てが私にかかっているわけではない」と述べた。

ロイター
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