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前英中銀総裁、国民投票キャンペーンを批判 「国民の知性侮辱」
2016年05月31日(火)06時26分
5月30日、イングランド銀行のキング前総裁は、来月実施される英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票に向けた両陣営の議論について「国民の知性を侮辱する」ものとして批判した。写真はロンドンで2013年3月代表撮影(2016年 ロイター/Jason Alden)
[エディンバラ 30日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のキング前総裁は30日、来月実施される英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票に向けた両陣営の議論について「国民の知性を侮辱する」ものとして批判した。
英メディアによると、キング前総裁は芸術関連のイベント、ヘイ・フェスティバルで、「両陣営はキャンペーンで過度に誇張された主張を行ない国民の知性を侮辱している」とし、「政府はこうした状況を作り出したことにある程度の責任を取る必要がある」と批判した。
ただ、自身が離脱と残留のどちらを支持しているかについては明らかにしなかった。
キング氏は2013年までの10年間、英中銀総裁を務めた。
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