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あらゆる手段通じ水産物輸入規制撤廃を韓国に求める=林農水相

2015年09月01日(火)10時46分

 9月1日、林農水相(写真)は、会見で、日本が韓国に対し水産物の輸入制限の撤廃を求めている問題で、世界貿易機関(WTO)の紛争処理機関の設置を韓国が拒否したことについて、あらゆる手段を通じて韓国に働きかけていきたいと述べた。2月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 1日 ロイター] - 林芳正農林水産相は1日、閣議後の会見で、日本が韓国に対し水産物の輸入制限の撤廃を求めている問題で、世界貿易機関(WTO)の紛争処理機関の設置を韓国が拒否したことについて「WTOのルールに則って手続きを進めるとともに、規制の早期撤廃に向け、あらゆる手段を通じて韓国に働きかけていきたい」と述べた。

WTOのルールでは、韓国がパネルの設置を拒否できるのは1回に限られるため、28日の次回会合で日本が再び要請すれば、紛争処理機関の設置が決まる。

韓国は、東京電力<9501.T>福島第1原子力発電所の事故を理由に日本からの水産物の輸入を規制している。

(宮崎亜巳)

ロイター
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