午前の日経平均は続落、原油高を嫌気 一時700円超安
東京証券取引所で2024年12月撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比681円19銭安の5万3138円42銭だった。足元の原油価格の高止まりや前週末の米国株安が嫌気された。日経平均は一時、700円超安となった。
イラン情勢の長期化懸念が根強い中、日経平均は191円安で寄り付いた後も下げ幅を拡大し、前場終盤に705円安の5万3113円95銭で安値を付けた。時間外取引での米株先物はプラス圏、ドル/円は円安が進行したが、株価への影響は限定的だった。
マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは「ホルムズ海峡の事実上封鎖が長期化し、原油価格の高止まり傾向が続くとの警戒感が広がっている」と話す。今週は日米首脳会談や中銀会合など多くのイベントを控えているものの、「結局は地政学リスクが重しとなり、買いにくい相場となるだろう」との見方を示した。
主力株ではアドバンテストが1%超安、フジクラが6%超安、TDKが4%超安。ファーストリテイリングは小幅安だった。
半面、イビデン、オリンパス、JTが1%超上昇した。
レアアース関連は底堅かった。19日開催予定の日米首脳会談で、重要鉱物の調達拡大に向けた行動計画を締結する方向で調整に入ったとの一部報道があり、東洋エンジニアリング<6330.T>がストップ高、第一稀元素化学工業が7%超上昇した。
TOPIXは1.15%安の3587.16ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆2371億4500万円だった。東証33業種では、値下がりが非鉄金属、ゴム製品、ガラス・土石製品、繊維製品、石油・石炭製品など28業種、値上がりが水産・農林、食料品など5業種となっている。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが462銘柄(29%)、値下がりは1067銘柄(67%)、変わらずは63銘柄(3%)だった。
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