再送豪BHP、上半期利益が22%増 銅・鉄鉱石など好調
写真はBHPグループのビル。2025年9月、オーストラリアのアデレードで撮影。 REUTERS/Hollie Adams
(社名表記を修正して再送しました)
Sameer Manekar Melanie Burton
[メルボルン 17日 ロイター] - 豪資源大手BHPグループが17日発表した上半期(2025年7─12月期)決算は、基礎的利益が予想を上回った。鉄鉱石生産量が過去最高を記録したほか、主力商品である鉄鉱石と銅の価格が上昇。銅部門の利益が鉄鉱石部門を初めて上回り、全体の半分以上を占めた。
同社株は7%上昇し、上場来高値を更新した。
銅は人工知能(AI)向けデータセンターによる電力消費拡大や、クリーンエネルギーへの移行によって需要が急増している。
上半期の基礎的利益は22%増の62億ドルと、ビジブル・アルファがまとめたコンセンサス予想(60億3000万ドル)を上回った。
銅部門の営業利益は79億5000万ドルと、鉄鉱石部門の75億ドルを上回り、グループ全体の基礎的営業利益(154億6000万ドル)の51%を占めた。
主要商品の平均実現価格が上昇し、銅は前年同期比32%上昇した。
BHPはチリのエスコンディダ銅鉱山について、好調な操業実績や生産性改善などを理由に、2027年の銅生産量見通しを100万─110万トンに引き上げた。
マイク・ヘンリー最高経営責任者(CEO)は鉄鉱石供給を巡る中国との交渉について、国有の中国鉱産資源集団(CMRG)がより良い条件を引き出そうとする中、「厳しい交渉」が続いていると述べた。同時に、時間はかかるものの、問題は解決されると自信を示した。
西オーストラリア州事業の鉄鉱石生産量は1億4660万トンで過去最高だった。
中間配当は1株当たり0.73ドル。配当性向は60%となった。
またヘンリーCEOは、今後の成長の選択肢を考えると、銅部門で合併・買収(M&A)を追求するプレッシャーは感じないと指摘。「われわれの非常に厳しい基準に合致するような、ごくわずかな機会であれば、それを追求するだけの力を持っているが、必要性を切実に感じているわけではない」と語った。
鉄鉱石生産で世界一の英豪リオティントは同業グレンコアの買収交渉を進めている。
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