トランプ米政権、航空会社と空港に健康的な食事と運動器具の提供要請
2024年7月19日、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーのミルウォーキー・ミッチェル国際空港で待つ乗客(2025年 ロイター/ジェナ・ムーン)
David Shepardson
[アーリントン(米バージニア州)8日 ロイター] - トランプ米政権は8日、航空会社と空港に対し、旅行者に健康的な食事の選択肢、運動器具、遊び場や授乳施設など家族向けの設備を提供するよう要請した。
ダフィー運輸長官は首都ワシントン近郊のレーガン・ナショナル空港での記者会見で、米主要航空会社の大半の最高経営責任者(CEO)に電話し、旅行体験の改善に向けて何ができるかを尋ねたと説明した。
ダフィー氏は11月、航空会社により健康的な機内食の選択肢を追加し、塩分の多いプレッツェルやカロリーの高いクッキーの提供を止めるように要求。併せて空港に幼児専用スペースや運動器具、母親が授乳できる場所を増やすことも要請していた。
ダフィー氏は11月、人々に飛行機での移動中に身だしなみを整え、きちんとした服装をするよう働きかける新しいキャンペーンを開始し、旅行者にパジャマやスリッパで空港に来ないよう求めた。その上で「これは義務でも要件でもない。より健康的な選択肢を提供できないか。どうすれば旅行体験をもう少しよいものにできるかという話だ」とし、これを無理に押し付けているわけではなく、飛行機の中でパジャマを着ていても罰金を科すことはないと語った。





