午前の日経平均は続伸、米FOMC控え様子見姿勢も
2025年1月6日、東京証券取引所で撮影。 REUTERS/Issei Kato
Hiroko Hamada
[東京 9日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比106円26銭高の5万0688円20銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて積極的な売り買いは手控えられ、指数は方向感のない動きとなった。寄与度の高い銘柄の一角が軟調で相場の重しとなったが、どんどん水準を切り下げる展開にはならなかった。
日経平均は前営業日比95円高と小幅高でスタートした後、186円高まで上値を伸ばしたが、その後マイナス転換し小幅安での推移が継続した。売りが一巡した後は前営業日終値を挟んで一進一退の展開となり、前引けにかけてプラス圏に再浮上した。セクター別では、前日に値上がりしていた不動産が軟調。一方、市場では「物色面では、内外需の明確な方向感はみられない」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
8日午後11時15分ごろ、東北地方で最大震度6強の地震が発生したが、「現時点ではサプライチェーンに大きなダメージが与えられたとの情報はなく、株式相場への影響は限定的のようだ」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)との指摘が聞かれた。
FOMCを通過した後は日銀会合に関心が向かうが、「ハト派的な利上げになるのではないか」(浪岡氏)との見方もあり、日銀会合を無難に通過できれば年末に向けて日本株は底堅い動きが予想されるという。
TOPIXは0.04%高の3385.83ポイントで前場の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆3437億1200万円だった。東証33業種では、ゴム製品、医薬品、電気機器など11業種が値上がりし、不動産、パルプ・紙、その他製品など21業種が値下がり。電気・ガスは変わらずだった。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが小幅安、TDKや信越化学工業も軟調。一方、ディスコが大幅高。ソフトバンクグループ、アドバンテストも上昇した。
決算を手掛かりにした物色もみられ、神戸物産や学情が堅調だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり474銘柄(29%)に対し、値下がりが1066銘柄(66%)、変わらずが68銘柄(4%)だった。
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