NY外為市場=ドル、対円で横ばい 米指標再開とFRB政策に注目
ニューヨーク外為市場ではドルがユーロに対して上昇したほか、円に対しておおむね横ばいで推移した。市場では米株式相場の動向のほか、米連邦政府機関の一部閉鎖がようやく終了したことで今後予想される大量の経済指標の発表で、連邦準備理事会(FRB)の金融政策運営がどのように影響を受けるか引き続き注目されている。(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルがユーロに対して上昇したほか、円に対しておおむね横ばいで推移した。市場では米株式相場の動向のほか、米連邦政府機関の一部閉鎖がようやく終了したことで今後予想される大量の経済指標の発表で、連邦準備理事会(FRB)の金融政策運営がどのように影響を受けるか引き続き注目されている。
トランプ大統領が12日夜に連邦政府機関の一部閉鎖を終わらせるための暫定財源を確保する「つなぎ予算案」に署名し、政府機関の一部閉鎖が解消したことで、公表が遅れていた大量の経済指標は来週から順次発表される。
DRWトレーディング(シカゴ)のストラテジスト、ルー・ブライエン氏は、経済指標の発表が滞ったことに加え、FRB当局者の一連の発言にそれぞれ反応が出ていることで、市場の動きはちぐはぐになっていると指摘。米経済指標の公表が再開されることで、このところ低下していた市場のボラティリティが再び高まる可能性があるとの見方が出ている。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の外為ストラテジスト、アダーシュ・シンハ氏とクラウディオ・ピロン氏は、欧州中央銀行(ECB)を含む一部の主要中銀が緩和サイクルの終盤に差しかかっていることを背景に金利差に基づくボラティリティーは足元では低下しているものの、米国の経済指標の公表が再開されれば、金利差に基づくボラティリティーは再び上昇すると予想。イングランド銀行(英中央銀行)と日銀の金融政策の道筋を巡る不確実性がかなり高いことも影響するとの見方を示した。
終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.07%高の99.31。
ユーロ/ドルは0.12%安の1.1617ドル。ドル/円は0.02%安の154.52円。
英国のリーブス財務相が月内に発表する予算案で所得税率引き上げ方針は示さないと関係筋の話で明らかになったことで、英ポンドは急落。終盤の取引で英ポンドは対ドルで0.24%安の1.3158ドル。英ポンドは対ユーロで2023年4月以来の安値を付けた。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは3.41%安の9万5433ドルと、5月以来の安値を付けた。
ドル/円 NY終値 154.54/154.55
始値 154.65
高値 154.74
安値 153.63
ユーロ/ドル NY終値 1.1620/1.1622
始値 1.1619
高値 1.1653
安値 1.1607
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