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適切な金融政策運営が非常に重要、政府日銀一体で取り組む=首相

2025年11月12日(水)19時44分

高市早苗首相は12日に開かれた高市政権発足後初の経済財政諮問会議で、 政府・日銀一体となって国民経済の発展に向けて取り組んでいくと話した。写真は国会で10月撮影。(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon/File Photo)

Yoshifumi Takemoto

[東京 12日 ロイター] - 高市早苗首相は12日に開かれた高市政権発足後初の経済財政諮問会議で、 政府・日銀一体となって国民経済の発展に向けて取り組んでいくと話した。適切な金融政策運営が非常に重要だとして、日銀総裁に定期的な報告を求めた。

首相は「今後の経済成長と安定的な物価上昇の両立の実現に向けて適切な金融政策運営が行われることが非常に重要だ」と指摘。「引き続き日銀総裁におかれては経済財政諮問会議において定期的な報告をお願いする。今後とも政府・日銀一体となって日本経済の再生に向けて取り組む」と強調した。

会議では出席した民間議員から、経済対策による経済や物価への影響・試算を示すことや、インフレ局面に応じた財政健全化目標への変更が必要との意見が出たほか、成長投資を行うなかで財政の持続可能性の確保や市場の信認確保が重要などの意見があったという。

ロイター
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