サッポロＨＤ、連結純利益予想を上方修正 国内ビール販売が好調

　１１月１２日、サッポロホールディングスは、２０２５年１２月期通期の連結純利益予想を従来の１１０億円から１６５億円（前年比１１３．９％増）に上方修正すると発表した。写真はサッポロビールの缶。同社の東京本社ロビーで２０１１年２月撮影（２０２５年　ロイター/Yuriko Nakao)

Kentaro Okasaka

［東京　１２日　ロイター］ - サッポロホールディングスは１２日、２０２５年１２月期通期の連結純利益予想を従来の１１０億円から１６５億円（前年比１１３．９％増）に上方修正すると発表した。国内酒類事業でビールの販売が好調で、４月の価格改定の影響による増収も見込まれる。

海外酒類事業は円高の影響もあり減収となるが、国内酒類や不動産事業での増収で、従来予想を上回る業績を見込んだ。

年間配当予想も、従来の１株６０円から９０円に引き上げた。