ＴＯＹＯ ＴＩＲＥ、通期業績予想を上方修正 コストが想定下回る

［東京　１２日　ロイター］ - ＴＯＹＯ　ＴＩＲＥは１２日、２５年１２月期の業績予想を上方修正し、連結純利益が前年比１３．１％減の６５０億円になる見通しだと発表した。原材料や海上運賃などのコストが想定を下回るほか、為替相場が想定より円安で推移していることも寄与する。新たな見通しはＩＢＥＳがまとめたアナリスト９人の予想平均値６５５億円とほぼ同水準。従来予想は５６０億円だった。

連結売上高は同４．４％増の５９００億円（従来予想は５８５０億円）、営業利益は同１．１％増の９５０億円（同９００億円）に修正した。

通期配当見通しは年１３０円で据え置いた。前年は１２０円だった。