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高島屋、今期営業益予想を上方修正 百貨店コスト削減で販管費縮小

2025年10月14日(火)15時44分

 10月14日、高島屋は、2026年2月期通期の連結営業利益予想を従来の500億円から525億円に上方修正すると発表した。写真は2017年7月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Kentaro Okasaka

[東京 14日 ロイター] - 高島屋は14日、2026年2月期通期の連結営業利益予想を従来の500億円から525億円に上方修正すると発表した。国内百貨店業の売上高や販売管理費の動向などを織り込んだ。前年実績からの減益幅は13%から8.7%に縮小する。

IBESがまとめたアナリスト5人の営業利益予想の平均値528億円と同水準。

上方修正は、国内百貨店業の販売管理費が、物価高の影響を受けるもののコスト削減などにより計45億円縮小することが要因。純利益予想は400億円で据え置いた。年間配当予想を26円から34円に引き上げた。

26年2月期中間期(25年3─8月)の連結営業利益は前年比17.8%減の236億円、純利益は同11.2%増の212億円だった。円安を背景とした前年のインバウンド(訪日外国人)需要の反動で売上高全体は減収となったが、国内顧客売上高は堅調に推移し、既存店対比で前年実績を上ったという。

ロイター
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