NY外為市場=ドル下落後切り返す、FOMC受け荒い展開

ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が0.25%ポイントの利下げを決定する中、ドルが対ユーロで一時4年ぶり安値を更新した後に切り返すなど、値動きの荒い展開となった。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 17日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が0.25%ポイントの利下げを決定する中、ドルが対ユーロで一時4年ぶり安値を更新した後に切り返すなど、値動きの荒い展開となった。
ドルは対円では0.1%高の146.655円。日銀が18─19日に開く金融政策決定会合のほか、10月4日の自民党総裁選挙が注目されている。
FRBはこの日までの2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを決定。利下げは昨年12月以来6会合ぶりで、トランプ2期目政権発足後で初めて。最新の金利・経済見通しでは、年内のあと2回の会合(10月と12月)でそれぞれ0.25%ポイントの利下げが決定されるとの予想が示された。
ただ、パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見で、今後の政策は「会合ごとに判断していく」とした上で、今回の利下げは「リスク管理のための利下げと考えられる」とし、「金利を巡り急速に行動する必要はない」と述べたことがドルの支援要因になった。
USバンクの投資適格債トレーディング部門責任者、ブレア・シュウェド氏は、0.25%ポイントの利下げは予想通りだったとし、「年内あと2回の利下げを見込むFRBの見通しが市場で注目されている」としている。
FRBが利下げを再開したことでドル安が進むとの見方が出る中、マネックスUSA(ワシントン)のトレーディング部門責任者、フアン・ペレス氏は、国際情勢を踏まえるとドルが必ずしも大きく下落するとは限らないと指摘。「世界的な経済成長は思わしくない。世界各国が軒並み好調という状況にはない」と述べた。
ユー/ドルは一時1.19185ドルと、2021年6月以来の高値を更新。その後は0.3%安の1.18305ドル。
主要6通貨に対するドル指数は0.3%高の96.926。
この日は カナダ銀行(中央銀行)も利下げを再開。主要政策金利を0.25%ポイント引き下げ、2.5%とした。金利水準は2022年7月以来3年ぶりの低水準。中銀は向こう数カ月で経済に対するリスクが高まれば、追加利下げを実施する用意があると表明した。
終盤の取引でカナダドルは対米ドルで約0.2%安。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1%安の11万5730ドル。
ドル/円 NY午後4時 146.77/146.79
始値 146.27
高値 147.05
安値 145.49
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1824/1.1826
始値 1.1836
高値 1.1918
安値 1.1809
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