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米国株式市場=S&P4日続落、景気後退巡る懸念で

2022年12月07日(水)06時33分

米国株式市場は下落して取引を終えた。S&P総合500種は4営業日、ナスダック総合は3営業日続落。(2022年 ロイター/Mike Segar)

[6日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。S&P総合500種は4営業日、ナスダック総合は3営業日続落。米連邦準備理事会(FRB)の利上げやリセッション(景気後退)を巡る懸念に圧迫された。

欧州連合(EU)規制当局が、メタ・プラットフォームズ傘下のフェイスブックおよびインスタグラムはターゲティング広告においてユーザーに合意を求めるべきではないと判断したことを受け、メタが大きく値下がりし、S&Pを押し下げた。

厳しい経済状況下でのパフォーマンス低迷が懸念されるテクノロジー株は全般的に軟調となり、アップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベットも軒並み下落。ナスダックの重しとなった。

S&P主要11セクターは大方が下落。エネルギー、通信サービス、情報技術が下げを主導した。ディフェンシブセクターの公益事業は小幅に上昇した。

この日は先行き不透明感を指摘する金融業界幹部の発言を受け、経済見通しが意識された。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の最高経営責任者(CEO)は来年に3四半期にわたって緩やかなマイナス成長が続くと予想。JPモルガン・チェースのCEOはインフレによって個人消費力が損なわれ、軽度からより顕著な景気後退が見込まれるとの認識を示した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33596.34 -350.76 -1.03 33936.87 34006.63 33418.59

前営業日終値 33947.10

ナスダック総合 11014.89 -225.05 -2.00 11228.42 11241.42 10956.20

前営業日終値 11239.94

S&P総合500種 3941.26 -57.58 -1.44 3996.63 4001.51 3918.39

前営業日終値 3998.84

ダウ輸送株20種 13898.10 -150.08 -1.07

ダウ公共株15種 978.96 +8.73 +0.90

フィラデルフィア半導体 2673.53 -64.52 -2.36

VIX指数 22.17 +1.42 +6.84

S&P一般消費財 1079.12 -17.80 -1.62

S&P素材 510.50 -4.53 -0.88

S&P工業 838.91 -9.74 -1.15

S&P主要消費財 788.85 -5.38 -0.68

S&P金融 575.70 -4.98 -0.86

S&P不動産 237.95 -1.89 -0.79

S&Pエネルギー 649.35 -17.66 -2.65

S&Pヘルスケア 1598.13 -11.98 -0.74

S&P通信サービス 166.54 -4.40 -2.57

S&P情報技術 2271.92 -49.62 -2.14

S&P公益事業 359.12 +2.37 +0.66

NYSE出来高 10.19億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 27660 - 200 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 27660 - 200 大阪比

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