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ECBの政策正常化、漸進主義と柔軟性維持を=ギリシャ中銀総裁
2022年09月26日(月)18時18分
9月26日、ECB理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中央銀行総裁は、ECBは金融政策の正常化に当たり漸進主義と柔軟性という基本原則を維持すべきとの認識を示した。写真はECBのロゴ。フランクフルトで2020年1月撮影(2022年 ロイター/Ralph Orlowski)
[アテネ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中央銀行総裁は26日、ECBは金融政策の正常化に当たり漸進主義と柔軟性という基本原則を維持すべきとの認識を示した。
エコノミスト会議で「ECBが直面している問題は米連邦準備理事会(FRB)が直面している問題とは異なる」と指摘。金利を中立水準に戻すだけではインフレに対処できないと語った。
「今日の欧州のインフレは需要ではなく供給の面から生じている。ロシアから輸入される天然ガスに起因するところが大きく、これは手段として利用されている」と述べ、金融政策の正常化だけでは対処できず、欧州レベルでのエネルギー・財政政策措置の必要性を訴えた。
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