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独シーメンス、建物管理ソフトの米ブライトリー買収 15.8億ドル
独エンジニアリンググループのシーメンスは7月27日、クラウド経由で建物管理ソフトを提供する米ブライトリー・ソフトウエアをプライベートエクイティ(PE)企業クリアレイク・キャピタルから15億8000万ドルで買収すると発表した。2月10日、ミュンヘンで代表撮影(2022年 ロイター)
[チューリヒ 27日 ロイター] - 独エンジニアリンググループのシーメンスは27日、クラウド経由で建物管理ソフトを提供する米ブライトリー・ソフトウエアをプライベートエクイティ(PE)企業クリアレイク・キャピタルから15億8000万ドルで買収すると発表した。
建物の安全性やエネルギー消費を管理するデジタルシステムを提供するシーメンス・スマートインフラストラクチャー部門が買収主体となり、クラウド経由でソフトを提供する「SAAS(サース)」事業の拡大を目指す。
シーメンスのローランド・ブッシュ最高経営責任者(CEO)は、ブライトリー買収がデジタル収入やサースをはじめとする成長目標の達成に資すると述べた。
シーメンスによると、ブライトリーの2022年の売上高は約1億8000万ドルの見込み。クラウド経由のビル管理ソフトの市場は年間13%のペースで伸びているという。
買収は22年末までに完了する見通し。