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欧州市場サマリー(18日)
[18日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落。公益株が売られたほか、砂糖事業の業績見通しが嫌気された衣料、食品のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ
英国のクレア・ペリー気候変動・産業大臣が議会の委員会に対して、何百万もの世帯を対象に電気やガス料金の上限を設ける法案を夏までに通したい意向を示したことが材料視され公益株が値下がりした。
エネルギー供給大手のスコティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)
アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズは3.6%下落し、FT100種で最も大幅に落ち込んだ。通期の利益見通しは維持したものの、砂糖事業の収益と利益がこれまでの予想よりも大幅に落ち込むとの見方を示したことが嫌気された。欧州連合(EU)における砂糖価格が下がることが要因と指摘した。
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 小幅に反発。景気循環株が買われたほか、決算や投資判断の引き上げが好材料となった。
スイスの衛生機器大手ゲベリット
フランスの小売り大手カルフール
ドイツの半導体メーカー、インフィニオン
STOXX欧州600種テクノロジー株指数<.SX8P>は1.41%上昇し、部門別で最も好調だった。個別銘柄ではイタリアの半導体メーカー、STマイクロ
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 国債利回りが上昇。米国債利回りの上昇につられたほか、フランス、スペイン、オーストリアの国債売却が圧迫要因となった。
欧州時間に米10年債
ドイツ10年債利回り
入札関連では、オーストリアが10年債40億ユーロを売却する見通し。フランスは短期債75億ユーロを売却。スペインは41億ユーロの国債を売却した。入札後、10年物のスペイン国債とドイツ国債の利回り格差は96bpに縮小し、8月以来の低水準となった。
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]