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世界の自動車メーカー、EV開発に総額900億ドル投資計画
1月15日、世界の自動車メーカーが計画する電気自動車(EV)への投資が合計で少なくとも900億ドルに上ることが、ロイターの情報分析で明らかになった。米デトロイトの自動車ショーで撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)
[デトロイト 15日 ロイター] - 世界の自動車メーカーが計画する電気自動車(EV)への投資が合計で少なくとも900億ドルに上ることが、ロイターの情報分析で明らかになった。1年間に販売される自動車9000万台の1%に過ぎず、米テスラ
これまでに発表されたEV向け投資は、米国の自動車メーカーが最低190億ドル、中国が210億ドル、ドイツが520億ドルとなっている。
ただ、デトロイトで開かれた自動車ショーに参加した米国とドイツの自動車メーカー幹部はインタビューで、こうした投資の大半が中国向けになるとの見方を示した。中国政府はEVをはじめとする新エネルギー車について、一定割合以上の生産、輸入を義務付ける規制を2019年から導入する。
大手自動車メーカーは欧州や米カリフォルニア州の排ガス規制への対応も進めるほか、テスラがセダンやスポーツ用多目的車(SUV)のEV生産を軌道に乗せたことも圧力となっている。
EVに最も多額の投資を計画しているのはドイツのフォルクスワーゲン
米国勢では、フォード・モーター
ゼネラル・モーターズ(GM)
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)
一方、ダイムラー