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FCAなど大手自動車会社、米国にNAFTA継続求める
1月15日、世界の大手自動車会社が、米国のトランプ政権に対し北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱しないよう求め、再交渉による同協定の近代化と改善への期待を表明した。加オンタリオ州で14日撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)
[デトロイト 15日 ロイター] - 世界の大手自動車会社が15日、米国のトランプ政権に対し北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱しないよう求め、再交渉による同協定の近代化と改善への期待を表明した。
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)
マルキオンネ氏はデトロイトで開催された今年の北米国際自動車ショーに出席。生産拠点の移転は「トランプ大統領が生産能力の国外移転に対して抱いている懸念の一部を解決するために、大きな役割を果たすと考える」と述べた。
米フォード・モーター
フォードは米ゼネラル・モーターズ(GM)
GMのメアリー・バーラCEOは13日、NAFTAの存続を楽観視していると表明。他の幹部らは、メキシコでのトラック生産を継続する方針に変わりはないとの認識を示した。
日産自動車<7201.T>のチーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)、ホセ・ムニョス氏はロイターに対し、近年米国での生産を増やしていると説明。「新しいNAFTAがどうなるかにかかわらず、当社は調整を早急に進め、事業の最大化を目指す」と述べた。