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米12月の小売売上高0.4%増、個人消費底堅く
2018年01月13日(土)00時37分
[ワシントン 12日 ロイター] - 米商務省が12日発表した2017年12月の小売売上高は前月比0.4%増だった。前年同月比では5.4%増。建材・園芸の分野が前月比1.2%増と全体をけん引。自動車は0.2%増だった。
11月の売上高は当初の0.8%から0.9%に上方改定。個人消費は国内総生産(GDP)の3分の2以上を占めており、11、12月の堅調な小売売上高は第4・四半期の成長率にも大きく影響しそうだ。
トランプ米政権による大型減税を柱とした税制改革法は12月に成立しており、個人消費に寄与する可能性がある。エコノミストは減税により恩恵を受けるのは高所得者層で、消費動向にそれほど影響は与えないとみている。
12月の全体から自動車、ガソリン、建材、食品を除いた売上高は0.3%増で、11月の1.4%増から鈍化した。
電子・家電は0.2%、服飾は0.3%、それぞれ減少した。オンライン取引の売上高は1.2%増加した。
外食は0.7%増で、17年1月以来、11カ月ぶりの大きな伸び。一方、運動・娯楽用品は1.6%減。16年11月以来、1年1カ月ぶりの大きな落ち込みだった。
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