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ECBがシュタインホフ社債売却、損失最大55%か
2018年01月09日(火)09時10分
1月8日、欧州中央銀行(ECB、写真)が、南アフリカの家具製造・販売大手シュタインホフの社債を売却し、最大で55%の損失をこうむった可能性のあることが明らかになった。2017年4月撮影(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が、南アフリカの家具製造・販売大手シュタインホフ
シュタインホフを巡っては昨年12月に不正会計疑惑が浮上し、株や社債の価格が大幅に下落していた。
社債価格は先週、昨年7月の発行時の45%まで下げていた。ECBは7月にシュタインホフ社債を購入している。
同社社債は、1月2日時点ではECB保有社債のリストにあったが、8日に公表されたリストから消えていた。
ECBは保有資産の購入価格や売却価格を公表していない。
ドラギ総裁は12月8日の記者会見で、シュタインホフ社債の損失は比較的小規模だと述べた上で、保有をどうするかについては検討すると述べていた。
シュタインホフは、不正会計疑惑が発覚して以降、100億ドル以上の時価総額を失っている。
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